突然ですが、皆さん、メガネやサングラスっていくつ持っていますか?
↑の画像は、私の愛用のメガネたちです。
左は遠近両用、中央は老眼鏡、右は度付きのサングラスです。
そろそろ同級生も老眼鏡をかけ始めた年頃です。
最近では老眼鏡をシニアグラスと言ったりしますが、ここでは老眼鏡に統一しときます。
よく、
Q、老眼鏡はいつからかけなきゃいけないの?
と、質問されます。
答えは、
A、疲れるようになったり、不便を感じたりするようになったら。
です。
老眼鏡は衰えてきた眼の調節力を補うためのメガネです。
一般的には、眼の調節力は20歳くらいから既に衰え始めています。
そして、近くの細かいものが見難くなってくるのが45歳とされています。
しかし、眼の元々の状態が遠視や近視の場合で大きく異なります。
また、その人が必要とする対象によっても大きく異なります。
近方作業が少なく、新聞程度の文字をちょこっとだけ読めればいいや。
という方は、老眼眼鏡は中々必要になりませんし、
特に細かい作業が中心のお仕事をされている場合、平均年齢より早く老眼鏡が必要になります。
指紋か手相をご覧になって、はっきり見える状態はどのくらいの距離まで近づけられますか?
30cmくらいまで平気だよ→まだ老眼鏡は必要ないかも。
40cmくらいまでがやっと→そろそろですね。
50cmだ〜 →メガネ屋さんへGO
おぉっ10cmでもへっちゃらだぜ〜 と、近視のメガネをはずして試しているアナタ。
反則です〜 メガネをかけたままお試しください。
老眼については過去記事、カテゴリー「眼とメガネのお役立ち情報」より「近視って?遠視って?老眼って?その4」もご覧くださいませ。
そしてまた、同世代の友人からもよく相談を受けるのが
Q、老眼が始まったみたいなんだけど、老眼鏡と遠近両用どっちがいいの?
A、うーん、難しいね〜
普段、遠くを見るのにメガネを使っていない方は、老眼鏡専用が良いですかね。
遠近両用を作ってもどうせ普段からかけっぱなしにしないでしょ?
なら、必要な時だけかける老眼専用のほうが視野が広くていいのよね。
普段、近視のメガネを使っているけど、近くが見づらくなってきた場合、
はっきりよく見えるメガネとちょっと弱めのメガネ(昔、使ってたメガネ)を使い分けると良いけど、掛け換えのための持ち歩きが面倒ですよね。そんな場合には遠近両用が良いかも。体の衰えと共に順応力も低下してきますので、若いうちからのほうが遠近両用への適応が早いんです。
また、ひとつのメガネで何から何まで対応するのは無理が生じる場合があります。
例えば普通の遠近両用では、近方の明視域が狭く感じられる場合もあります。
生活習慣、作業内容により必要なメガネは異なります。
さらに、最近では遠近両用の他、近々両用、中近両用なんてレンズ以外にも、なんとなく近くが楽に見えるタイプ等々、レンズメーカー各社から様様なタイプのレンズが発売されています。
メガネをお作りの際には、
「何を見るため」のメガネが必要か?
「どんな時に使いたいか」等、なるべく具体的に相談下さいませ。
適したタイプをご提案いたします。
また、テスト用レンズで実際の見え方もお試し頂けます。
当店では、サングラス以外のメガネは対面販売を基本と致しております。
ご来店お待ち致しております。
(本内容についてのメールでのご質問は承っておりません)
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