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乱視って?

 これまでは、眼と光の屈折の様子を平面でご説明してまいりましたが、実際の眼は立体なので、乱視は三次元的にご説明しなければなりません。右の図のようなものを使い、乱視の検査を致しますが、これは各線がすべて同じ濃さ、太さで描かれています。(あくまでもこの図はイメージです。作成過程の都合上、若干の色ムラ等があり正確ではありません)この放射線図を使用しながら乱視についてご説明してまいります。
下の図は垂直方向と水平方向において、最大、最小の屈折の違いのある場合を例にとってあります。垂直方向(黄色)からの光はAで結像していますが、水平方向(水色)の光はCで結像しています。乱視とはこのように方向によって屈折が異なる眼なのです。これは角膜や水晶体の歪みによっておこります。では、A、B、Cそれぞれの地点では右の図はどのように見えているのでしょう? (これは、それぞれの位置に網膜があったとしたらどうか?という事です)

乱視の屈折状態

 左から光が入ってくるとA地点では、垂直方向ではピントが合っているのですが、水平方向ではボヤけてしまっています。すなわち、水平の線に対してはピントが合うのですが、垂直の線に対してはボヤけてしまっている訳です。(ここがややこしい所なのですが)C地点ではその逆、B地点では両方向とも少しだけボヤけてしまうのです。下の図はそれぞれでの地点で、放射線がどのように見えているかをイメージしたものです

A地点

B地点

C地点

見え方のイメージ

見え方のイメージ

見え方のイメージ

注:あくまでもイメージですので、実際の見え方とは異なります。

 よく漠然と乱視と呼びますが、乱視にも種類があります。上で示したものはほんの一例で、その屈折の強弱の方向の違いによって倒乱視、直乱視、斜乱視となります。また、網膜の位置により、呼び方も異なってきます。上の図を例にするなら網膜の位置が、Aより左側、A地点、AからBの間、B地点、Bより右側で、それぞれ、遠視性複乱視、遠視性単乱視、混合乱視、近視性単乱視、近視性複乱視と区別されます。

 ここまで、近視や遠視などについてもご説明してまいりましたが、これらを読んだだけで自分の眼を自己診断しないようにしてください。ボヤけたり、にじんだりして見えるのは、これら以外にも眼病などの原因がある場合があります。心配な点がある時には、一度専門の眼科医で診察を受けられる事をお勧め致します。

 

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